何かと便利なジャガイモ。
煮物、炒め物、揚げ物といったどのようなどのような料理にも合いますよね。
じゃがいもの主成分はでんぷんなのですが、ビタミンCやカリウム、食物繊維も多く含まれているんですね。
じゃがいものビタミンCは、本来加熱に弱いビタミンCのですが、でんぷんによって保護されているため、壊れにくいと言われています。
ポイントを押さえて保存することで、じゃがいものおいしさを保ったまま長持ちさせることができます。
ここでは、じゃがいもを上手に保存して長持ちさせるコツをご紹介します。
スポンサードリンク
じゃがいも保存する方法 基本は常温
ジャガイモは、常温保存が最も適していると言われています。
スーパーなどで販売されている「じゃがいも」は、常温のまま並べられていますよね。
家で保存する際は、季節ごとの温度の違いによって保存の仕方を変えるのが理想的。
夏場以外は、風通しの良い場所で常温保存!
気温の高い夏場以外は、風通しがよく直射日光の当たらない場所を選んで常温保存します。
蛍光灯や日光の当たる場所で保存すると、有毒物質であるソラニンを含む芽が出てきてしまうので要注意です。
保存する際は、ポリ袋や紙袋に入れて保存することをおすすめします。
たくさんのじゃがいもを保存する際は、段ボール箱に新聞紙を敷いて保存しましょう。
また、りんごを一緒に入れておくと、りんごから出るエチレンという物質が、じゃがいもの発芽を抑える働きがあるため、じゃがいもが発芽しにくいと言われています。
ときどき、芽が出ているか確認するようにしてくださいね!
ジャガイモは湿気を嫌いますので、風通しの良い冷暗所に置きます
多いときはダンボール、 少なかったら、紙袋など、 ビニール袋に入れ、で密封しないこと。
かごや通気性が良くなるように穴をあけたポリ袋に入れて、暗くて、涼しく、通気性の良い場所で保存しましょう。
ジャガイモを一つひとつ新聞紙に包みます。
一つひとつ新聞紙で包むのが手間な場合は、新聞紙を敷きつめた箱で保存します。
また、4個から5個くらいまとめて新聞紙に包んでもOKです。
なお、新聞紙に湿気を含んできたら、新聞紙を変えるようにします。
また、土が付いている状態だと湿気を呼び込んでしまうので、保存する際はよく土をはらいます。
で、 理想は、段ボール箱のジャガイモの中に、一個のリンゴをそのまま置いてあげること。
エチレンガスの作用で、 ジャガイモたちの目が出るのを抑え、長期保存できます。
紙袋でも同じです。
リンゴがしょぼしょぼになる前に食べてあげるのが一番です。
気温の高い夏場は野菜室での保存がおすすめ
冷蔵庫の庫内は0~5℃程度ですが、冷蔵庫の野菜室は5~10℃ほどの環境です。
ジャガイモを保存するなら冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
じゃがいもは低温に弱いため、ひとつずつ新聞紙で包んでからポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保存します。
まずは乾燥しないように新聞紙で包みます。
それをポリ袋にいれて軽く口を閉めて保存します。
野菜室なら2か月ほど保存が可能です。
土はよくはらう
ジャガイモは湿気が多いと腐りやすくなってしまうので、湿気の多い環境での保存には向きません。
また土付きだと湿気を呼び込んでしまうので保存する際はよく土をはらって保存します。
まとめ
じゃがいもは光を浴びると萌芽しやすいので、冷暗所で段ボール箱や麻袋にいれて、または新聞紙に包んで保存します。
冷蔵庫で保存すると甘みは増しますが、ホクホク感は薄れるので料理によってむきふむきがあります。
また冷蔵庫は乾燥していてしなびれやすいので長期保存には向いていません。
冷蔵庫の野菜室は比較的温度が高いので保存するなら野菜室がいいでしょう。
乾燥しないように新聞紙に包んでビニールにいれて保存します。
じゃがいもは、野菜の中でも比較的長い間保存ができますが、正しい保存方法を知ることで、よりおいしさを長持ちさせることができます。
正しい保存方法で、いつでもおいしいじゃがいもを楽しむようにしたいですね。
スポンサードリンク