LED照明器具に潜む危険! 火災事故を回避するには・・・

家でも、何気に交換しているLED照明ですが、火災まで発生する事故も起きているんですね。

件数はわずかですが、物騒なニュースです。

消費者庁によると、LED照明の事故は09年9月から今年3月10日までの約10年間に328件あり、うち23件で火災が発生。同庁などには、「二十数年前の照明器具にLED電球を付けたら発火した」「蛍光灯用照明器具にLEDランプを付けたら『ボン』と音がして異臭がした」などの情報が寄せられている。

引用:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190414-00000001-jij-soci

LED照明器具でなぜ危険な火災が起きるの?

LED ランプは、見た目の形状や端子の口金が従来の照明ランプと同じでも、内部の設計は異なるため、従来の照明器具と LED ランプの組合せによっては、発煙や焦げ等の事故につながる恐れあるようなんです。

また、長期に使用している従来の照明器具は経年劣化している恐れもあり、そのまま使い続けると、故障や不具合が起こりやすくなり、ランプのみ寿命が長い LEDランプに交換しても、使い続けられない恐れも。

LED照明(器具)の選び方

従来の照明器具を替えずに LEDランプに切り替えるときは、その照明器具に使用できるかどうか、LEDランプの注意表示等で確認するのがいいでしょう。

また、一般的に照明器具は 10 年を過ぎると故障しやすくなると言われていて、経年劣化が事故の原因になることもあり、照明器具のラベルで製造年が確認できるので、チェックしてみることも必要かも。

LED 電球(電球形 LED ランプ)

LED 電球は白熱電球等の従来の電球と同様のサイズ、形状で、同じ口金を持っていているので、ほとんどの場合、従来の照明器具に同じように取り付け、使用することがきるのですが、照明器具によっては、取り付けることができても、なかには使用に適さない組合せがあって、そのまま使用を続けると照明器具やランプの破損、発煙などの事故の原因になることがあります。

照明器具が次のようなタイプの場合、対応していない LED 電球は使用できません。

照明器具が調光器(明るさが調節できる)タイプ

スイッチ部のつまみで光の明るさを調節できる調光機能がある照明器具の場合、LED照明の取り付けが可能でも対応していない LED 電球を使用すると内部設計が異なるため、内部の回路が損傷し、破損の原因になり、明かりがついても、使ううちに発煙や発火の恐れがあるそうです。

あとあと問題が発生する可能性があるのなら、取り付け付自体ができないのであればいいと思うのですが。。。

照明器具が断熱材施工器具対応のタイプ

天井に埋め込まれたダウンライトの枠などにSマークがついているものは、断熱材施工器具対応(非対応)の LED 電球を使用しないないと、LED 電球の寿命が短くなるなど不具合の原因になります。

その他

人感センサーや明るさセンサー付きの照明器具、ガーデンライトやアプローチライトなどの屋外の照明器具には LED 電球を使用できない場合があります。

また、LED 電球は制御装置等の LED 電球特有の回路・装置を内蔵しているので、多くは従来の電球より重く、電球を数多く取り付けて使用するシャンデリアなどの照明器具では、総重量に注意して取り付けないと照明の落下に繋がる恐れがあります。

直管/環形 LED ランプ

直管 LED ランプ、環形 LED ランプは、それぞれ従来の直管蛍光灯、環形蛍光灯と同様の形状をしていて、中には従来の蛍光灯と同じ端子・口金を持っていて、従来の照明器具に同じように取り付けられるものがあります。

直管 LED ランプには、給電方式が異なる様々な種類があるのに加えて、蛍光灯照明器具には、蛍光灯に流れる電流を適切な値に保つために内蔵されている安定器の種類によって、ラピッドスタート式、グロースタータ式、インバータ式など点灯方式が異なる様々な種類があるため、直管 LED ランプや環形 LED ランプ等を蛍光灯照明器具に取り付ける場合、LED ランプの給電方式と蛍光灯照明器具の点灯方式の組合せによっては、内部の電子部品が異常加熱する等の現象が発生し、発煙・発火の原因になる恐れがあります。

家の蛍光灯照明器具を LED 照明に替えたいなら、ランプだけを LED照明にするのではなく、照明器具ごと LED 照明器具に交換するのがベターのようです。

まとめ

電気に関する知識がほとんどなく、金口が合えば安易に交換できてしまい、何の疑いも持つことなく使ってきました。

ニュースを読んでちょっと調べましたが、これまで形状が電球か丸いか直管かぐらいの認識で、安定器かインバーターか調光付きなどあることを初めて知りました。

餅は餅屋といいますが、事故が発生する可能性があるなら、専門業者に依頼するなり、電気機器等の取り扱いには注意が必要なんだなと改めて思います。