海藻の種類による健康効果と簡単レシピ ひじき・ワカメ・もずく|この差ってなんですか?

2019年4月16日放送の、TBS系「この差って何ですか」は、~今が旬!「海藻の健康効果」の差~がテーマでした。

今日紹介されたワカメ、ひじき、もずくなどの海藻はスーパーなどで一年中販売されていて、旬の時期を意識することもありませんでしたが、実は旬が3〜5月なんですね。

そういえば、スーパーなどでは「新物」と書かれた採れたて新鮮なワカメとか生の海藻が並んでいます。

冬の間にた~っぷりと栄養分を蓄えて成長した生の海藻。

からだに良さそうなので食べていますが、番組では、普段よく食べている海藻である「ひじき」、「ワカメ」、「もずく」の3種類が持つ健康効果の差とより効果的な食べ方が紹介されました。

海藻の種類によって高血圧予防や骨粗しょう症予防、さらに胃がんの原因の一つと言われているピロリ菌を排出する効果があるものも。

日本の海藻研究の第一人者である日本海藻協会 会長 東京海洋大学 准教授の藤田大介先生が教えてくださいました。

海藻の種類による健康効果

「ひじき」、「ワカメ」、「もずく」、それぞれの健康効果です。

ひじきに期待される健康効果・・・骨粗しょう症の予防

 

 

ひじきには、牛乳の約10倍ものカルシウムが含まれているんです!

ひじきの一大産地は、三重県南伊勢町。

ここでは、じゃがいもにひじきを加えて揚げた「ひじきのコロッケ」、餃子の具にひじきを加えた「ひじきの餃子」、ひじきを人参・インゲンと一緒に豚肉で巻いて焼いた「ひじきの肉巻き」、「ひじきの卵焼き」、「ひじきご飯」など、ひじきをいろいろなお料理にして食べています。

88歳で現役のひじき猟師の池村直之さんは毎日ひじきを食べているそうで、骨が丈夫で骨強度測定器がA判定(基準はC判定)!

藤田先生によれば、ひじきと一緒に摂ることでさらに骨粗しょう症予防に効果的なひじき料理のおススメは、「ひじきのがんもどき

がんもどきの材料のお豆腐にはマグネシウムが含まれていて、マグネシウムにはカルシウムを骨に吸着しやすくする働きがあるため、ひじき(カルシウム)と豆腐(マグネシウム)を摂ることで骨をより丈夫にすることが期待できます。

ひじきを使った簡単レシピ・・・「ひじきと油揚げの作り置き」

料理研究家の浜田浜田陽子さんが「ひじきと油揚げの作り置き」の作り方を教えてくれました。

【材料】

(750mlの保存容器いっぱいの量)
乾燥ひじき 20g
油揚げ 4枚
青じそドレッシング

 

【作り方】

1.乾燥ひじきを水で戻します。

2.油抜きした油揚げを1cm角に切ります。

3.フライパンに油を引かず、油揚げ・ひじき・青じそドレッシングを入れ、中火で炒めます。

4.水分がなくなったら完成!

冷蔵庫で4日程度保存できます

 

ピザトーストのようにして食べるのもおススメ!

1.食パンにマヨネーズを塗ります。

2.「ひじきと油揚げの作り置き」とチーズを混ぜたものを塗ります。

3.トースターで焼いて、出来上がりです。

わかめに期待される健康効果・・・高血圧の予防

高血圧の原因とされるのは塩分の摂りすぎですが、ワカメには食物繊維の一種であるアルギン酸カリウムやが豊富に含まれていて、アルギン酸は塩分を排出してくれ、カリウムが塩分の再吸収を防いでくれます。

さらにワカメは乾燥のものよりも、生の方がカリウムを多く含んでいて(約20倍!)、旬の生ワカメには、乾燥ワカメの約20倍ものカリウムが含まれているので、生ワカメは高血圧予防に最も効果的

味噌汁にワカメって、とっても理にかなっているんです!

日本一のワカメの産地は、岩手県・大船渡市。

こちらでは、新鮮な生のワカメをダシにくぐらせてポン酢につけて食べる「ワカメのしゃぶしゃぶ」、ワカメと豆腐・ゴマを和えた「ワカメの白和え」、つぶしたじゃがいもにワカメを混ぜて焼いた「ワカメのおやき」、ほかにも「ワカメの天ぷら」、「ワカメの梅和え」、「ワカメのみそ漬け」など、ワカメをさまざまなお料理にして食べていました。

藤田先生によれば、高血圧予防に効果的なのは「ワカメのしょうが焼き」!

ショウガに含まれるジンゲロールという成分が血管を広げ、血管内にかかっていた圧力を下げてくれるので高血圧予防をさらに高めることが期待できそうです

ワカメを使った簡単レシピ・・・「ワカメの生姜焼き」

【材料】

ワカメ
ショウガ
ごま油

しょうゆ
みりん
砂糖

 

【作り方】

1.ショウガを千切りにします。

2.フライパンにごま油を引き、ショウガ・ワカメを加えて炒めます。

3.しょうゆ・みりん・砂糖・酒を加えて味付けをすれば完成です。

もずくに期待される健康効果・・・胃がんの予防

もずくには、食物繊維のフコイダンという成分が多く含まれています。

このフコイダンが胃がんの原因となるピロリ菌を減らしてくれるようです。

ピロリ菌除去のために、病院に行かなくてもいいのなら、それに越したことはないかな。。。

もずくを食べると、胃の中にあるピロリ菌にフコイダンが絡みつき、排出してくれる効果が期待できそうです。

そのためか、日本一のもずくの生産地という沖縄県は47都道府県のうち胃がんの発症率が最も低いのだと!

もずくの一大産地、沖縄・本部町では、「もずくキムチ」や「もずくゼリー」、野菜と一緒に揚げた「もずくの天ぷら」、ひき肉や野菜と一緒に炒めてごはんにかけた「もずく丼」など、さまざまなもずく料理を食べています。

ちなみに、もずく丼は子供たちにも人気で、給食の定番とか。

藤田先生によれば、胃がん予防に効果的なのは、その「もずく丼」と「もずくの天ぷら」。

ポイントは加熱をすること!

もずくは加熱すると細胞壁が壊れ、中からフコイダンなどの栄養成分が外に出ていきやすくなるようです。

なので、高温で揚げる「もずくの天ぷら」や、炒める「もずく丼」はフコイダンなどの栄養成分をより多く得られるというわけです。

もずくを加熱し、栄養成分が多く得られ、胃がんをさらに予防することが期待できる簡単絶品レシピを紹介!

もずくを使った簡単レシピ・・・「もずく酢のサンラータン風

浜田先生が、「もずく酢のサンラータン」の作り方を教えてくれました。

【材料】

豚肉
お好みの野菜
ごま油

もずく酢(市販のもの)

鶏がらスープの素

水溶き片栗粉
溶き卵
ラー油

【作り方】

1.鍋にごま油を引き、豚肉・野菜類を炒めます。

2.火が通ったら、水・もずく酢・鶏ガラスープの素を入れます。

3.水溶き片栗粉でとろみをつけ、溶き卵を流し入れます。

4.最後にラー油を少し掛ければ完成です。

まとめ

明日のスーパーは、海藻が売り切れ状態になりそうですね。

海藻って、レパートリーがあまりなかったのですが、今回の番組を観てレパートリーが増えそうです。(^-^)

旬のこの時期にこそ、生の海藻を摂って元気に過ごしたいものです。

 

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