2019年4月29日放送のTBS系「名医のTHE太鼓判!」では、どの家庭でもよく食べられる家庭料理の中から、ひと手間加えるだけで健康度が劇的にアップする料理がランキング形式で紹介されました。
ここでは、名医が教える健康料理ベスト10、5位の肉じゃがを紹介します。
おふくろの味の定番ともいえる肉じゃがですが、糖質を気にする方に試してほしい、健康度をアップさせる肉じゃがの作り方をお伝えします。
肉じゃがは、医師の大竹真一郎先生のおすすめ家庭料理です。
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血糖値の上昇を抑える食品「マービー」を砂糖の代わりに使う
マービーは、原料がトウモロコシやジャガイモで、医療用に作られた天然の甘味料です。
あまり聞き馴染みがないマービーですが、番組で紹介された九段坂病院の病院食を始め、約9割の病院が使用していて、健康食品売り場などにも置かれていて注目の調味料となっているようです。
緩~い糖質制限をしたこともありますが、
マービーのことは初耳でした。(^-^;
甘さはお砂糖と同じで、血糖値の上昇を抑えることができ、カロリーは砂糖の半分だそう。
小腸では吸収されないので、血糖値に影響がほとんどないようです。
番組では、俳優の村上弘明さんご夫婦がマービー使用の肉じゃがを作ったり、2型糖尿病患者のマービー使用のシフォンケーキを食べていましたが、普通に甘くて美味しいとコメントしていました。
マービーが血糖値を上げない理由
消化器内科 大竹真一郎先生によると、一般的な糖質は食べることで分解されブドウ糖になります。
このブドウ糖は、小腸から体内に吸収されて血液の中に入り血糖値が上昇します。
でも、マービーは人間には分解することができないので、ブドウ糖になることがないといいます。
その結果、血糖値の上昇が起きないのだと。
番組では実際に、番組スタッフの方が実験として、50gの砂糖と50gのマービーをそれぞれ水に溶いたものを飲んでみると、
〇砂糖…105mg/dlL→ 185mg/dL
〇マービー…105mg/dL → 114mg/dL
と、マービーの方は血糖値の上昇がほとんど見られないという結果に。
マービーを使った美味しい肉じゃがの作り方
肉じゃがって、結構糖質たっぷりのメニューなんですよね。
煮込む食材は、糖質が多く含まれている根菜のじゃがいも、にんじん、玉ねぎなど。
糖質制限ダイエットをしている人は、ちょっと食べるのに躊躇してしまうかも。
そこで、マービーの出番。
お家で作っている肉じゃがのお砂糖をマービーに変えるだけでOK。
糖質を気にすることなく食べられるって、嬉しいですよね。
ここでは、NHK「みんなの今日の料理」の栗原はるみさんによるレシピを紹介します。
お砂糖をマービーに代えて作ってみてくださいね。
【材料】
(4人分)
- ・じゃがいも4~5コ(600g)
- ・たまねぎ2コ(500g)
- ・牛薄切り肉250g
- ・だしカップ1+1/2
- 【A】
- ・しょうゆ大さじ5~6
- ・砂糖大さじ4~4+1/2
- 砂糖大さじ1杯(9g)とマービー甘味料粉末大さじ1杯(約10g)とはほぼ同じ甘さです。
- ・みりん大さじ3
- ・酒大さじ1
- ・サラダ油
【作り方】
1.じゃがいもは皮をむいて4等分に切り、水にさらして水けをよくきる。たまねぎは根元を残して八つ割りにする。
☆ ポイント たまねぎは根元を付けたまま切ると、バラバラにならず、存在感が出ます。
2. 牛肉は大きければ半分に切る。
3. 深めのフライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、じゃがいもを入れる。周りが透き通るまで3~5分間よく炒める。 じゃがいもがフライパンに張りつくようならサラダ油少々を足し、たまねぎを加えて軽く炒める。
4. 3にだしと【A】を順に加え、落としぶたをして中火で10~15分間煮る。
5. じゃがいもが柔らかくなったら、牛肉を広げながら加える。
アクが出たら取り除き、牛肉に火が通ったら火を止め、そのまま少しおいて味を含ませる。
ポイント!牛肉は余熱でも火が入るので、色が変わったらすぐに火を止める。
由来の甘味料「マービー」が買える店舗
流石に近くのスーパーでは、残念ながら今のところ取り扱いがありませんでした。
便利なスティックタイプもありました。
まとめ
マービーって、すごい甘味料ですね。
血糖値が気になる方は、使ってみるのもいいかも。
個人的には、パルスイートより安心して使えるかなと思います。
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