2019年6月18日(火)放送のTBS系「この差って何ですか?!」は、~セルフチェックでいち早く発見!隠れた病気のサイン差~がテーマでした。
番組では簡単セルフチェックで、様々な病気に気づく方法が紹介されましたが、ここでは、軽度認知障害・認知症のチェック・スマヌ法や予防法についてまとめました。
金町脳神経内科 内野勝行先生が教えてくださいました。
トイレの水を流し忘れたり、電気を消し忘れるなど、いつも出来る事が出来なくなると軽度の認知症が疑われるかも。
隠れ認知症ともいわれる軽度認知症障害。
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目次
隠れ認知症(軽度認知障害)って?
「軽度認知障害」というのは、例えば、「トイレの水を流し忘れたり」、「電気を消し忘れたり」、いつも当たり前にできていたことが、急にできなくなること。
頻繁にし忘れるようになったら要注意!
一度、「認知症」になると、回復することはほとんど期待できないかもしれません。。。
近年では、40代から50代で認知症になってしまう「若年性認知症」の患者も急増しているとか!
なので、なんと言っても「認知症」になる前段階の「隠れ認知症(軽度認知障害)」で止めることが大事!
この段階で、きちんと対処すれば、その後「認知症」に進行することを抑えることができるようです!
本人は気付きにくいので、「身近な人」がどうなのか、チェックしてあげることが必要ですね。
自宅で簡単にできる、「隠れ認知症」のセルフチェック法!
隠れ認知症のセルフチェック方法は、「スマヌ法」といいます!
チェックをしたい人の背中に、大きくカタカナの「ス」、「マ」、「ヌ」と書き、書かれた人は、背中にどの文字が書かれたかを答えるというもの。
これを6回やって、6回中3回以上間違えてたら、「軽度認知障害」の可能性があると。
これは実際に「高齢者のドライバーの認知機能障害」に対して、検査の対象となっている方法なんだそう。
なぜ「隠れ認知症」のセルフチェック法で「軽度認知障害」が判定できるの?
「軽度認知障害」は、「視覚」、「聴覚」、「触覚」が、最初に衰えるといいます。
なかでも、「視覚」と「聴覚」の衰えは気づきやすいのですが、「触覚」は、衰えても、あまり自覚症状がなく、周りも気づきくいとのこと。
例えば、おばあちゃんが火傷しそうなくら熱いお湯呑みを持っているなんていうのも、実は「触覚」が衰えている一因といえるようです。
なので、体の中でも皮膚が厚く、鈍感な背中で行うことで、脳が正確に認識できているかをチェックできるということなんですね。
認知症患者にスマヌ法を実施してみた結果
認知症の母にスマヌ法を試してみました。(^-^;
背中に文字を書こうとすると「くすぐったいぃ~」と、触角はかなり敏感でした。(^-^)
でも、いざ文字を書くと、「マ」は2回ともわかったのですが、4問間違えという結果に。
「認知症」の予防方法
認知症にならないように、ストップをかけるために紹介されたオススメの予防法が、「1人じゃんけん」。
これは、その名前の通り、1人で「じゃんけん」をします。
まず、「右手で勝つ」を10回、そして次に、「左手で勝つ」を10回行ないます。
これを1日に、左右1セットずつ行うことで、「認知症の予防」に繋がるそうです。
実は、この「1人じゃんけん」は、「手」と「目」と「脳」を、同時に動かすことで、「触覚」をつかさどる「頭頂葉」が刺激されるので、効果があるのだそう。
また、1人じゃんけんは、できるようになることが目的ではなく、出来なくても十分効果があるのだそうです!
今日から早速実践しなくては!(^-^)
まとめ
高齢になるにつれて認知症の割合は増加すると予想されていて、85歳以上では55%以上の方が認知症になるともいわれているとか。
長生きするのはいいけれど、認知症になって周りの人に迷惑をかけたくないなぁ。。。
食事や生活習慣等で予防できることがあれば、生活に取り入れていきたいものです。(^-^)
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