コーヒー vs 緑茶の効果 夏に危険な病気にオススメはどっち?|林修の今でしょ!講座

2019年6月18日(火)放送のテレビ朝日系「林修の今でしょ!講座」は、~コーヒーvs緑茶、夏に飲むならどっちが良い!?最新研究大発表SP~で、夏に危険な5大病気と症状にどちらが効果的なのか、賢い飲み分け方ががわかる興味深い内容でした。

では、夏に危険な病気、脳卒中、夏太り、肌ダメージ、夏風邪、熱中症対策として、コーヒーを飲む方がいいのか、それともお茶を飲む方がいいのか、番組の内容をまとめましたので、参考にしてください。

コーヒーについては、コーヒーと健康の関係を研究されている石原藤樹先生(北品川藤クリニック院長)、お茶については、帝京平成大学健康メディカル学部健康栄養学科教授・松井輝明先生がそれぞれ解説をしてくださいました。

1日1杯で脳卒中リスクを20%軽減するのは・・・コーヒー or 緑茶?

【季節ごとの脳梗塞患者割合】

 

春 25.1%
夏 25.5%
秋 23.8%
冬 25.6%

 

出典 国立循環器病研究センター

脳梗塞患者割合は、夏と冬とほとんど変わらいないんですね。

夏に、外出時に急なめまい、立ってちくらみ、体の片側が思うように動かなくなる、うまく話せなくなる、などの症状は、夏の暑さによる脳卒中の前兆かもしれません。

石原先生によれば、コーヒーは、寿命との関係も研究されているスーパードリンクで、世界で最も愛されていて科学的に研究されている飲み物。

2013年の国立がん研究センターの研究から、男女約8万人を対象に13年間調査した(飲まない人と比べて調査)で毎日1杯「コーヒー」を飲むと脳卒中のリスクが約20%も減少することがわかったとのこと。

なぜ、コーヒーを飲むと脳卒中リスクが下がる可能性があるの?

どのようにして脳卒中が起こるのかが、ポイント。

暑いとき、汗をかくと血管の中の水分も少なくなって、血流が悪くなります。

血液の流れが悪くなると、血管が詰まったり破れて、脳卒中になります。

コーヒーを飲むとなぜ脳卒中リスクが減るのかというと、コーヒーに含まれるカフェインが血管を広げ、血流を良くするから。

カフェイン=体に良くないは誤解で、カフェインには血管を広げる作用があって、血流がよくなります。

また、血液の中の脂質などの代謝を促進して、血管が詰まるのを防いでくれるといいます。

なせ、カフェインが体に悪いというイメージがあるの?

一度に多くのカフェインを摂取すると、血管を収縮させる作用が働き、逆に血管を縮めたり、心臓に負担をかけることがあるそう。

一度に多く飲まなければ、体に良いパワーになります。

カフェインが血管に良いいんですね。コーヒーを飲みますが、最近はカフェインレスのコーヒーを飲んでいました。(>_<)

【コーヒー摂取と死因別死亡リスク】

 

<心疾患>
ほとんど飲まない 1.00(人)
1日1杯未満    0.9
1日1~2杯     0.77
1日3~4杯     0.64
1日5杯以上     1.03

 

<脳血管疾患>
ほとんど飲まない 1.00(人)
1日1杯未満    0.84
1日1~2杯     0.77
1日3~4杯     0.57
1日5杯以上      0.72

 

引用 国立がん研究センターによる多目的コホート研究

国立がん研究センターの調査では、コーヒー1日3~4杯までが循環器系のリスクが下がり、5杯以上になるとその効果がみられなくなるという結果に。

コーヒーは、1日3~4杯がベスト!

実際に、コーヒー派の喫茶店常連客75歳以上の健康長寿の方の血管年齢をみてみると、平均8歳13人全員血管が若かったです。

夏の脳卒中リスクを下げる、血管に良いコーヒーの飲み方は?

コーヒーは、食前? 食後?

血管を老けさせる原因の血糖値の上昇をより抑えるのは?

血糖値の上昇をより抑えるコーヒーを飲むタイミングは食前?食後?

食前のコーヒーがなぜ血糖値の上昇を抑えるの?

食事に含まれる糖や脂質は、胃や腸から血管に吸収されるのですが、量が多すぎると、血糖値を急上昇させ、血管にダメージを与えます。

コーヒーの血管によいカフェインなどの成分が、胃や腸でも糖質や脂質が吸収されるのを防ぐ働きがあるため、食事前にコーヒーを飲めば、血糖値の急上昇を防ぐことが期待できます

石原先生によると、ちょっとでもいいと。

朝パンを食べる前にコーヒーをひと口でも飲んで、また食後に飲むというのでOKです。

また、ホットでもアイスでも血管に関する成分に違いはないので、気にしなくて大丈夫と。

ちなみに松井先生によると、緑茶なら1日4杯以上飲むと、効果を期待できるようです。

糖尿病リスクが高まる夏太り予防には コーヒー or 緑茶 ?

コーヒーを1日3倍飲むと脂肪燃焼量が2倍にUP!?

夏は汗をかくから痩せるイメージですが、男女877名に行ったアンケートでは、夏太り率の方が高いという結果に。

夏痩せ率 16.4%

夏太り率 25.1%

 

引用元 調査・オールアバウト

なぜ、夏に太りやすいのか?

マブチメディカルクリニック院長、馬淵知子先生は、

夏は暑くて疲れてしまい、おうどんやおそうめんなどの炭水化物を摂る機会が増えるのですが、これが太りやすいと。

また、冷たい飲み物は意外と甘さを感じないので、ごくごく飲んで、糖分を多くとりがちになるり、糖尿病や動脈硬化といった生活習慣病になりやすくなると。

コーヒーを1日3杯飲むと脂肪燃焼量が2倍にUPしたという研究結果があるそうです。

理由のひとつは、コーヒーに含まれるクロロゲン酸が糖質の吸収を抑えながら、脂質の代謝を促進してくれるということ。

さらに、コーヒーに含まれるリパーゼという脂肪分解酵素を活発にしてくれるということがあります。

このコーヒーのW成分の相乗効果で脂肪燃焼量がUPするので、より痩せやすくなるのだそう。

脂脂肪燃焼により良いコーヒーを飲むタイミングは?

コーヒーは、運動と掛け合わせると脂肪燃焼効果のUPがより期待できるそうです。

夏太り予防に期待されるコーヒーパワーをさらにアップさせるには?

より脂肪燃焼量をUPすることが期待できるアイスコーヒーを飲むタイミングは?

クロロゲン酸やカフェインは、飲んだ後約30分後に効果がでてきます。

その後3時間後に脂肪燃焼効果がピークになるので、その間に運動するのがベスト。

スポーツ選手にも、運動前にコーヒーを飲む方もいると。

緑茶派の松井先生によれば、緑茶エキスを与えた肥満のマウスが代謝アップしたという研究があると。

シミ・シワの肌ダメージが25%軽減するのはコーヒー or 緑茶 ?

ドイツの最新研究では、紫外線ダメージが約25%減!?

ドイツ ヴィッテン・ヘルデッケ大学 実験皮膚科学研究所が60人の女性を12週間調査

紫外線は肌にとって最大の敵。

暑い夏、きちんと対策しておかないと、シミやシワなど取り返しのつかないことに。。。

松井先生によると、シミ・シワの原因の一つは、紫外線による活性酸素(スーパーオキシド)の発生。

緑茶のスーパーカテキン(エピガロカテキンガレート)で、抗酸化作用による活性酸素の除去が期待できると。

そもそもカテキンって?

カテキンはポリフェノールの一種。

ポリフェノールは、直射日光(紫外線)から身を守るための成分なので、それだけで抗酸化作用があり、抗酸化パワーが期待できるというもの。

ポリフェノールは、コーヒーにもお茶にもふくまれているけれど、成分がまったく違います。

緑茶のカテキンが肌を老けさせない、肌ダメージ予防が期待できそうです。

で、番組では、緑茶を良く飲むお茶農家の方の肌は若いのか調査しました。

お茶を良く飲む方の肌年齢は?

お茶の生産日本一の静岡で調査しました。

75歳以上の男女6名でしたが、4名が実年齢よりも12~13歳も肌年齢が若いという結果に。

確かに、日焼けはされているようですが、気になるシミもなく、肌にツヤがありました。

外で何十年も働いている割には、お肌が若い感じでした。

肌が若々しいのは、緑茶パワーのおかげ?。

お茶にはビタミンCが含まれていますが、緑茶3杯にレモン約1個分のビタミンCが摂れます。
(レモン1個85g。緑茶1杯150mLで計算(食品成分データベース)

紫外線対策に、医学的に理にかなった緑茶を飲むタイミング

肌ダメージ予防によい緑茶を飲むタイミングは?

外出前? 外出から帰宅後?

効果ががあるのは、日が当たる前の外出前。

日焼け止めは日に焼けた後に塗らないのと同じ。

体の中の日焼け止め。

肌のダメージ予防には緑茶。

紫外線対策に、お茶を1杯外出前に飲めば、肌を老けさせないパワーUP!です。

夏風邪対策にはコーヒー or 緑茶?

医師も夏風邪の危険性を語ります。

馬淵先生によると、夏風邪は治りにくい。

長引くと咳が止まらない,[呼吸器関係に問題がでてきたり、続くと肺炎になることも。

また、秋葉原駅クリニック院長 大和田潔先生によれば、夏のウイルス感染症は、嘔吐や下痢を伴うことが多く、もともと夏は、汗をかいたりして、脱水の状態に傾きやすく、そこに夏かぜがかぶってくると、脱水で危険なことになる可能性があると。

長引くことも多く、合併症の危険もある夏かぜ。

そもそも夏は、冷房の効いた室内から一気に暑い外へ、この寒暖差から免疫力が低下しがちだといいます。

では、夏かぜ予防にいいのはどっち?

実は、かぜのウイルスと日々接しているお医者さんは、かぜ予防のために診察の合間に〇〇を飲む。

イシハラクリニック副院長 石原新菜先生は、お茶を飲んで、のどに入ってきたウイルスを無力化させ、後にご自身に感染させないようにしいました。

自分の予防のためになり、次の患者さんにうつさないためにもお茶を飲んでいました。

みなと芝クリニック院長 川本徹先生も、緑茶のカテキンがウイルスに付着して、粘膜にウイルスが付着するのを防ぐので、かぜを予防するために診察の合間に緑茶を飲んでいると。

芝大門いまづクリニック院長 今津嘉宏先生

緑茶のカテキンには、ウイルスを撃退する殺菌効果が期待されているんです。

さらに、緑茶を〇〇して飲めば、ウイルスに抵抗する免疫力がUP!?

夏風邪の原因、なぜ治りにくいのかというと、夏は寒暖差で免疫力が落ちるから。

通常、緑茶を飲むときは70~80℃で入れると美味しと言われていますが、ある温度でお茶を入れると

免疫力UPが期待できる成分がたくさん出るそう。

静岡県の緑茶農家の方がやっていた免疫力UPが期待できる成分を増やす緑茶の入れ方は?

医学的に理にかなった緑茶の入れ方

水だしで入れる

免疫細胞を活性化するには、冷たいお水でないといけない。

お水の方がカテキンがでるl

免疫力UPが期待できる成分量はどのくらい違うの?

お茶の研究機関の静岡県農研機構で、成分量の違いを計測すると、水だし緑茶のほうが免疫力UPが期待できる成分の割合が多いという結果に。

かぜ予防に、緑茶を1日どのくらい飲めばいいの?

500ccくらい(ペットボトル1本程度)飲めばいいと。

コーヒー派の石原先生によれば、コーヒーに含まれるカフェインが気管支を広げる作用があるので、咳止めとしての効果が期待できるといいます。

かぜの症状を緩和させるような作用はあると。

ただ、予防に関しては緑茶のほうがいいとも。

熱中症を予防するにはコーヒー or 緑茶?

これからの季節、熱中症対策は重要です。

熱中症予防になる。

松井先生いわく、カテキンは最強なんですよ、と。(^.^)

緑茶が熱中症にいいと聞いたことがないですが。。。

実は、最近の研究でわかったことのよう。

そもそも熱中症の原因のひとつは、熱さで体温が上がり、体の水分が失われること。

最近の研究(2018年4月)によって、緑茶のカテキンを飲めば、体温の上昇を抑えると。

緑茶に含まれるカテキンには、汗をかきやすくなるため体温の上昇を抑える効果が期待できるということが分かったと。

愛知医科大学の研究で、健康な男性8人が暑い環境下(室温35℃)で茶カテキン・水などを摂取して検証。

その結果、茶カテキン飲料を摂取したほうのみが、水より汗の量が増え、体温の上昇を抑えられたと。

つまり、体温の上昇を抑えるということは、熱中症の原因のひとつである水分の減少を防ぐかもしれないということなんですね。

お茶のなかでも、熱中症予防に松井先生がオススメなのが、利尿作用のあるカフェインがなく、電解質などミネラルが豊富に含まれている、麦茶だそうです。

夏の熱中症予防には、麦茶最強説が出ました! (^-^)

麦茶は飲みたいときに、好きなだけ飲むといいそうです。

まとめ

「コーヒーもお茶も基本的に体にいいものですが、より適切なタイミングで飲み分けるとさらに良い効果を得られる」と、林先生がまとめていましたが、確かにこの時期の飲み分けると夏の病気予防になりそうですね。

今年は、麦茶も飲んで暑い夏を乗り切りましょうっと♪

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