美味しい梨の選び方って知っていますか?
TBS系の「教えてもら前と後」で、美味しい梨の選び方を教えてくれたので、お伝えしますね。
チェックポイントを押さえれば、甘くて美味しい梨に出会えるチャンスが増えるかも。
梨狩りやスーパーで選ぶときの参考にしてください。
また、基本的には出来るだけ早く食べるのがベストですが、保存方法についてもお伝えしますので、参考にしてください。
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甘くて美味しい食べごろの梨の選び方
梨が食べごろかどうかを見極めるのに、表面と色で判断します。
栃木県宇都宮の阿部梨園の阿部英生さんが教えてくれました。
梨の表面で見極める
熟している梨は表面がツルツルで、コルクと呼ばれる点が薄くなってくると実っている証拠だそう。
梨の表面のザラザラは、水分の蒸発や害虫、病気から身を守るコルクの栓のようなもの。
実が熟すにしたがって、ザラザラがとれてツルツルになっていくのだそう。
表面のザラザラがなくなり、触ってなめらかな感じがするなら、食べ頃です。
実際に、ザラザラとツルツルの梨の糖度には3度近い差が!
ただし、梨の手触りを確認したい場合、梨を触ると不衛生になったり、力を入れて触るとその部分から傷んだりすることもあるので、手触りで選ぶ場合は、お店と他のお客さんに配慮した選び方をするようにしたいですね。
食べごろの梨を色で見分ける
幸水・豊水などの赤梨の品種は、薄い茶色の状態より、少し赤みがかった色になってきた頃が食べ頃で、褐色に近いほど熟しています。
茶色が濃いほど美味しくなっている証拠だといいます。
二十世紀など青ナシの場合は、みずみずしい緑色のものはシャキシャキとしていてみずみずしく、それが黄色みを帯びるにしたがい甘味が強くなってきます。
【赤梨】南水、秋月、豊水、愛甘水、新興、にっこり、幸水、新高、愛宕
【青梨】夏しずく、喜水、二十世紀
梨を美味しく保存する方法
乾燥防止が大切
梨は温度の高い場所で保存すると傷みが早くなってしまい、乾燥にも弱く冷蔵庫に入れておくと冷風で乾燥してしまいます。
ということで、梨の保存は温度と冷風の対策ができる冷蔵庫の野菜室が向いていますが、梨を完全に乾燥から守ることはできません。
梨が乾燥しないようにするためには、キッチンペーパーなどで包んでビニールなどの袋に入れ、冷蔵庫の野菜室にいれるのがいいでしょう。
こうすれば、水分が蒸発して味が落ちてしまうことが多少なりとも避けられます。
しっかりと乾燥から守ってあげれば、梨や保存の状態によって多少の前後はありますが、長くて1週間近く美味しさを保てる場合もあるといわれています。
梨を逆さまにして美味しく保存
梨を美味しく保存するには、梨を逆さまにして保存します。
梨園さんが出荷する際にも、ヘタを下側に逆さまにして発送していました。
スーパーでもあえて、逆さまに陳列しているお店が少なくないそう。
今まで気したことありませんでしたが、今度チェックしてみよう。
梨は下の方が甘いので、逆さまにすることで味がな馴染むのだそう。
梨は木になっているとき、水分より糖分の方が重いため、甘味が下の方に片寄ってしまています。
そこで、実を逆さますると糖分が満遍なくいきわたり、美味しく食べることができると。
保存方法を紹介しましたが、日本の梨は基本的に追熟しないので、鮮度が良いうちに早めに食べることをおススメします♪
まとめ
旬の美味しいものをより美味しく食べることができたら嬉しいですよね。
色で見分けたり、置き方ひとつで美味しくなったりと、簡単にできることなので、旬の時期には目いっぱい美味し梨を食べたいものです。
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