ヒアリ危険性や駆除 さっくとまとめ

南米原産で強い毒を持つ特定外来生物ヒアリが東京港青海埠頭(ふとう)で見つかったというニュースがありました。

ヒアリは国内で平成29年6月に初めて確認され、これまでに14都道府県の港などで見つかっているようなのですが、改めてヒアリの危険性や駆除方法、刺されたらどうしたらよいのか調べてみました。

ヒアリとは

ヒアリは、特定外来生物に指定されています。

特定外来生物というのは、外来生物のうち、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすものや、及ぼすおそれがあるもののなかから外来生物法に基づいて国によって指定された生物をいいます。

そして、飼養・運搬・保管・輸入・譲渡・放出等が原則禁止されています。

ヒアリって、そもそも南米中部に生息するアリなんですね。

でも、船や飛行機に積まれたコンテナや貨物にまぎれ込んで、1940年代頃からアメリカ合衆国やカリブ諸島に次々と侵入して、2000年代には原産地から遠く離れたオーストラリア、ニュージーランド、中国、台湾でも発見されるようになり、日本へも同じような経路で海外からやってきたようです。

ヒアリの危険性・ヒアリの毒性

ヒアリは、毒針を持つアリで、刺されると激しく痛み、大きく腫れ、ときには「アナフィラキシーショック」と呼ばれるアレルギー反応を引き起こします。

噛まれた後に極めて短い時間のうちに引き起こされる全身性のアレルギー症状で、重度の場合には、呼吸困難・血圧低下・意識障害を引き起こすこともあるようです。

犬や猫などのペットも、刺されると人と同じように、重い症状を起こすことがあります。

ヒアリに刺されてしまっても、全員がアナフィラキシーショックを起こすわけではありません。

ヒアリはどこから・生息地

 

ヒアリに刺されたら

ヒアリの毒への反応は人によって大きく異なるようです。

体調に変化がなくても、20~30分程度は刺された部位を冷たいタオルや保冷剤などで冷やしながら安静にし、急激に容態が変化する場合には速やかに病院へ。

その間、なるべく一人にならないようにしましょう。

全ての人にあらわれる症状

焼けるような痛み、かゆみ、膿(うみ)

刺された瞬間に、熱いと感じるような、激しい痛みを感じます。

そして刺された部位に小さな赤みが出てきて、翌日には赤みの中央に膿がたまったようになります。

軽いかゆみが出ることもありますが、その後は皮膚症状が徐々に改善していきます。

ヒアリ類の毒にアレルギー体質を持っている人に起こる症状

蕁麻疹(じんましん)

刺された瞬間に、熱いと感じるような、激しい痛みを感じます。そして刺された部位に小さな赤みが出てきて、翌日には赤みの中央に膿がたまったようになります。軽いかゆみが出ることもありますが、その後は皮膚症状が徐々に改善していきます。

呼吸困難・血圧低下・意識障害など

刺されて20~30分以内に、息苦しさ、声がれ、激しい動悸やめまい、腹痛などを起こすことがあり、進行すると血圧が急に低下して意識を失うこともあります。このような症状が現れた場合には、強いアレルギー反応による「アナフィラキシーショック」の可能性が高く、処置が遅れると生命の危険を伴いますので、救急車を呼ぶ必要があります。
「アリに刺されたこと」「アナフィラキシーショックの可能性があること」を伝え、すぐに治療してもらってください。刺したアリの死骸を持参すると、診断に役立ちます。
※ヒアリの毒には、ハチ毒との共通成分も含まれるため、ハチ毒アレルギーを持つ方は特に注意が必要です。

 

アリの集団や巣を見つけた場合、絶対にやってはいけないのは、刺激をすること。

そして、最寄りの市区町村、または環境省のヒアリ相談ダイヤルというのが開設されているので、自分でなんとかしようと思わず、専門家、そういった機関に相談することが必要。

https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/05_contact/index.html