最近話題の線虫がん検査サービス「N-NOSE(エヌノーズ)」ですが、検査を受けられる施設が公表されました。
地球上にありふれた生物「線虫」を活用して、尿からがんの有無を判別するサービスで、2020年1月からの実用化が宣言されていましたが、このサービスを手掛けるHIROTSUバイオサイエンスが、同社のホームページ上で公開しています。
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目次
一般に検査を受けられる施設
現在N-NOSE検査は、法人や健康保険組合などを通した検査が主軸のようですが、今回一般に検査を受けられる施設が公開されました。
まずは、
医療法人社団朋翔会 弥生ファーストクリニック
〒164-0012
東京都中野区本町2丁目46番1号 中野坂上サンブライトツイン3階
【追記 2020年3月】
また、N-NOSE検査に関して
N-NOSE検査はがんの存在の発見には大変有用ですが、がんの部位や大きさなどを特定するものではないことから、N-NOSE検査の単体での予約は受け付けていないようです。弥生ファーストクリニックでは、より正確にがんをスクリーニングする目的でN-NOSE検査単独での実施ではなく、画像診断検査等を併用して受診するオリジナルの「N-NOSEがんスクリーニング」コースを提供しています。
※当クリニックではN-NOSEは単独での検査を実施しておりません。
詳細は、弥生ファーストクリニックのHPでチェックしてくださいね。
医療法人エミリオ森口 芝浦スリーワンクリニック
〒105-0023
東京都港区芝浦1-1-1 浜松町ビルディング1階プラザ111内
詳細は、芝浦スリーワンクリニックHPでチェックしてくださいね。
の2施設。
追って、
特定医療法人弘医会 福岡鳥飼病院 (3月受付開始予定)
〒814-0103
福岡県福岡市城南区鳥飼6丁目8番5号
医療法人社団 新町クリニック健康管理センター (4月受付開始予定)
〒198-0024
東京都青梅市新町3-53-5
医療法人同愛会 小澤病院 (4月受付開始予定)
〒250-0012
神奈川県小田原市本町1丁目1番17号
が、3~4月にかけて受付開始予定となっています。
それ以外にも2月以降に受付開始となる施設が複数あるようで、準備が整い次第順次公開になります。
N-NOSE検査の流れ
N-NOSE検査の流れ
N-NOSE取り扱い施設へ検査の申し込み
↓
N-NOSE取り扱い施設にて採尿
凍らせた尿検体が検査センターへ運ばれます。
↓
N-NOSE検査センターにて検査実施
検査結果票を当該施設へ送付します。
↓
当該施設からあなたへ検査結果を報告
このような流れで行われる検査が、公開された施設で一般に検査を受けられるようになったんですね。
N-NOSEは、そもそも本来受けるべきがん検診の受診率の低さを解消するため、「1次スクリーニング」としての簡便・安価な検査サービスと位置付けられてて、15種類のがんの「どれかがある」というリスクは判定できるのですが、がんの種類やステージは判定できません。
もし、N-NOSE検査でがん罹患の疑いがあるとの判定が出た場合は、まずは本来受けるべき5大がん検診を受けるといった流れになります。
「N-NOSE」が反応するがん種
現在(2019年9月の段階)、「N-NOSE」が反応することがわかっているのは、以下の15種類のがんが公表されています。
- 胃
- 大腸
- 肺
- 乳
- 膵臓
- 前立腺
- 子宮
- 食道
- 胆嚢
- 胆管
- 腎
- 膀胱
- 卵巣
- 口腔
- 咽頭
まとめ
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