2020年3月10日放送の朝日テレビ系「林修の今でしょ!講座」のテーマは、
・「ハチミツ」VS「バター」驚きの健康パワーを学ぶ!
・ハチミツに秘められた抗菌力・血管&骨の最新研究が続々!
でした。
食生活からウイルスと戦う特別企画で、健康長寿の方も食べているという、この時期食べると意味がある「ハチミツ」vs「バター」の特集でしたが、ここでは、先生が栄養の宝庫というハチミツの健康パワーについてまとめています。
教えてくださったのは、ハチミツの栄養成分に注目し、自らハチを育てていたというはハチミツ博士の食品医学研究所所長平柳要先生でした。
はちみつは1年中で回っていますが、今食べるべきスーパーフードだといいます。
まずは、今食べるべきというハチミツの3つの健康パワーをお伝えします。
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目次
健康長寿も食べている! ハチミツの3つのすごい健康パワー
1. ハチミツの成分がウイルスや細菌の遺伝子を破壊するパワー!?
(細菌&ウイルスを撃退するパワー)
ハチミツのすごいところ
ハチミツには、グルコースやフラボノイドなど体に良い約190種類もの栄養成分が含まれている、栄養の宝庫なんだそう。
今食べるといい理由は、1つ、ウイルスや細菌の遺伝子を破壊する、抗菌パワーがあること。
いわゆる抗菌の菌は、大きく分けて細菌とウイルスのことを言います。
どちらも体の中に入って、増殖し、悪さをすることがあるのですが、体の中に上手にハチミツをと入り入れると、ハチミツのある成分が細菌とウイルスを撃退してくれることが期待できそうなんです。
大腸菌・サルモネラ菌・コレラ菌・ボツリヌス菌・ブドウ球菌など
新型コロナウイルス
インフルエンザウイルス
ノロウイルス
アデノウイルス
HIV
サルモネラ菌や大腸菌などの細菌の場合、体内に入ると食中毒の原因になりますが、ハチミツのある成分(グルコース・グルコースオキシダーゼ)は体内に入ると、酵素と反応細菌を消毒する物質(ディフェンシン-1)を作り出し、細菌を攻撃し食中毒を予防してくれるそう。
今注目のウイルスの場合、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスは、どちらもウイルスを保護している脂肪の膜あるのですが、これが殺菌成分から身を守っているのだと。
インフルエンザウイルスの感染力がなぜ強いのかというと、脂肪の膜に殺菌成分からガードする役割があって、なかなか死滅しないため。
今回の新型コロナウイルスも、脂肪の膜があるので、厄介なんですね。
インフルエンザとハチミツに関して長崎大学で驚きの研究結果が!
ハチミツの成分が、インフルエンザウイルスを撃退する!?
【長崎大学 渡邉健(現 安田女子大学)のグループの研究】
ハチミツにはインフルエンザウイルスの増殖を抑える働きがあると。
ハチミツの成分のフラボノイドが、インフルエンザウイルスを撃退したので、同じ脂肪の膜を持っている新型コロナウイルスへの効果も期待できそうなんです。
ハチミツのフラボノイドがウイルス・細菌を破壊
フラボノイドは、ポリフェノールの一種。
ハチミツのフラボノイドが、ウイルスや食中毒の原因となる細菌の遺伝子を破壊するのだそう。
なので、今食べるべきというわけです。
ハチミツの摂取量は?
ハチミツはどのくらい食べるといいのかというと、1日30gが適量(スプーン大匙1杯)だそう。
これを超えると糖質の摂りすぎで、お腹がゆるくなることもあると。
ハチミツは、生後1年ハチミツは、生後1年未満の乳児が食べると乳児ボツリヌス症を発症する危険があります。
健康長寿の方が毎日食べる理にかなった食べ方
ハチミツ + 生姜 + 酢
生姜に含まれる辛味成分のジンゲロールは、殺菌作用がかなり強く、酢に含まれる酢酸には、静菌作用があって強い殺菌パワーを持っいるんですね。
ガリの生姜の甘酢漬けは、生魚に発生しやすい菌を殺菌する役割があるので、ガリとハチミツでウイルス撃退パワーがアップします。
ハチミツ生産量日本1の長野県のご長寿の皆さんのハチミツの理にかなった食べ方。
・ハチミツ × コーヒー
・トーストにハチミツ× サラダ+自家製ドレッシング × ヨーグルト
自家製ドレッシングの作り方
① 生姜をすり下ろす
② 黒酢を入れる
③ 仕上げにハチミツを入れる
④ よく混ぜて、冷蔵庫で1晩寝かせて完成
ハチミツ × 生姜 × 酢
・筑前煮 砂糖の代わりにハチミツ
・ぶりの照り焼き
・きんぴらごぼう
・酢漬けの生姜にハチミツをかける
種類によって効果が変わるハチミツの選び方
ミツバチがミツを採集した花の種類によって味も成分も変わるんですね。
・百花蜜
・アカシアハチミツ
最もポピュラーなハチミツで、クセのない味で砂糖代わりの使用にてきしている
・みかんハチミツ
柑橘系の香りとほのかな酸味
・そばハチミツ
黒砂糖のような濃い味で鉄分が豊富
・マヌカハニー
ニュージーランドに生息するマヌカという植物の花からとられたハチミツ。
紹介したハチミツの中で細菌・ウイルス攻撃パワーが一番あります。
抗菌パワーがずば抜けて高く、抗菌能力がハチミツの約8倍!
胃がんの原因ピロリ菌を除去するメチルグリオキサールが含まれていて、この成分は、インフルエンザにも効果があるといいます。
マヌカハニーを買うときのポイントは、成分の含有量をチェック。
MGO400+
MGO100+
MGO30+4
(あるいはUMFの表示)
数字が大きいほど濃度が高くなります。(お値段も。。。)
ウイルス攻撃パワーを期待するなら、数字が低いものでも十分だそうですが、習慣づけて食べることが大切。
でも、ひとつ難点が。。。
殺菌・
スタジオのゲストが試食をしていましたが、確かに「美味しい」という言葉は聞かなかったかも。(^-^)
で、人によってはマヌカハニーの味が合わないという方は、ジャラハニーを試してみるのも1つの手かもしれません。
ジャラニハニーは、リッチで濃密なキャラメルのような味わいのハチミツで、マヌカハニーを上回る活性力があるとされています。
強い抗酸化作用と抗菌活性が特徴のジャラハニー。
マヌカハニーが苦手な方でも、ジャラハニーであれば食べ続けることができるかも。
>>今、注目される「抗酸化作用」「抗菌活性」NATURAL ORCHESTRAの「プレミアムオーガニック ジャラハニー」
そして、手軽に試せて栄養豊富なハチミツが!
そばハチミツ。
他のハチミツよりミネラルが豊富で・抗酸化作用が強いルチンが豊富でウイルス撃退パワーが多いそうです。
また、そばハチミツの鉄分量は通常のハチミツの約5倍なので、血圧が高い人におすすめ。
動脈硬化を予防! 血管を老けさせない!?
ハチミツには血管に良いパワーがある!
心筋梗塞、脳梗塞を予防!血管を老けさせないパワー。
ハチミツは、血糖値が上がりって血に良くないのではというイメージですが、砂糖に比べ、甘さは約3倍、カロリーは約25%減なのだそう。
砂糖とハチミツを比較した驚きの研究結果
ハチミツの成分が血糖値を下げる
イラン・マシュハド医科大学の実験で、肥満の人が砂糖かハチミツを1か月とり続けた時の空腹時の血糖値の変化を測定すると、空腹時の血糖値に驚きの差が。
1日70gを1か月間砂糖を取り続けた人は、22%上昇、ハチミツを取り続けた人は4.2%低下。
心筋梗塞や脳梗塞の原因のひとつの血中の悪玉コレステロール値は、それぞれ砂糖2.4%上昇、%低下でした。
ハチミツのフラボノイドに血管を老けさせないパワー
血管を広げる
血流を改善してくれる
心筋梗塞や脳梗塞は血管が詰まる症状ですが、ハチミツのフラボノイドは、血管を詰まらせる原因となる悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、血管を広げ、血流をよくします。
血管を老けさせないためにも、ハチミツを賢くとることが大切。
健康長寿の方は、血管を老けさせないハチミツの摂り方をしています。
ハチミツ × コーヒー
コーヒーのクロロゲン酸がハチミツと同じように血中の悪玉コレステロールを減らしますが、この2つを組み合わせると、動脈硬化をダブルのパワーで予防できます。
(フラボノイドは熱に強い)
ハチミツを取るよいタイミングは?
ハチミツは食べるとすぐエネルギーに変わるので、朝とればエネルギーとなって元気になり、血管が気になる人は夜食べると動脈硬化を起こしにくくなります。
コーヒーハチミツは、寝る直前ではなく、寝る2時間前までに飲まないと眠れなくなってしまうので注意です。
骨粗しょう症を予防!骨を強化!
ハチミツのフラボノイドは、骨を破壊する細胞の働きを抑制!
これはまだ、実験段階だそうですが、ハチミツのフラボノイドには、カルシウムにも負けない驚きの効果があるようです。
ハチミツのフラボノイドで、骨密度が上がる!?というデータが。
2012年に、マレーシアの大学がラットを使った実験。
ハチミツ水とカルシウム水を、6週間ラットに飲ませたところ、より骨密度が上昇したのは、ハチミツ水でした。
ハチミツのフラボノイドは、骨を壊す破骨細胞の働きを抑えて、骨代謝のバランスを整えると。
先生によれば、人間に悪い影響はなく、同様の効果が期待できるとのこと。
ただ、ハチミツが勝っているとはいえ、カルシウムと一緒に摂ることが望ましいと。
ハチミツ × ヨーグルト
ハチミツ × ナッツ(オメガ3・ビタミンEが骨代謝をUPしてくれる)
肉じゃが(じゃいもにはマグネシウム豊富)× ハチミツ
マグネシウムは、カルシウム同様骨を作る成分。
味付けの際、砂糖の代わりにハチミツを使い、一緒にとることで、骨にプラスの効果が期待できます。
ハチミツが肌に良いのは本当?
ハチミツは、すごく美容に良いそうです。
ハチミツの成分のビタミンCが、シミの原因のメラニンの生成を抑えるようです。
今から3500年ほど前の文献に、「肌のシミを取るにはハチミツが最高」との記述があるそう。
炎症予防なので、アトピーによいという人間の論文もあり。
乾癬、ニキビ、細菌による皮膚病などにもよいと。
ハチミツ × トーストは理にかなっていて、トーストを食べると血糖値が上がりますが、ハチミツを塗って食べると血糖値を下げることに。
賀来千香子さんは、ハチミツは朝のルーティンで、ハチミツ+シナモンと摂っているそうです。
トーストにバターを塗って、ハチミツとシナモンを乗せると健康も美容も手に入れられる!?、ということでしょうか。(^-^)
まとめ
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