ししゃもは美味しくて、安いし調理もカンタンな食材のはず、ですよね。
でも、いざししゃもを焼くと、破裂させてしまったりして失敗することないですか?
主に、魚焼きグリルで焼くことが多いと思いますが、オーブントースターなどでもコツさえ覚えれば、上手に焼くことができます。
さらに、おススメするのがフライパン、それぞれの方法を紹介しますね。
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目次
ししゃもの美味しい焼き方 グリルのポイントは予熱
まずは、多くの方が魚焼きグリルでししゃも焼いているかと思いますが、いつも何匹かは爆発。。。という経験ありませんか。
グリルで焼くときに、 まずはグリル内を温めること、予熱がポイント。
グリルで焼いていてくっついてしまい、台無しになってしまうのは、グリルが温まっていないうちにししゃもを並べてから点火しているからかも。
- グリルの受け皿に水を入れて、火を強火にしてグリルを温めておきます。
- グリルがほどよく温まったら中火に戻し、ししゃもを適度な間隔をあけて並べます。
- まずは片面を焼いていきます。片面がほどよく(焼き目が付いて皮がパリッとするまで)焼けたら裏返して反対側の面も焼いていきましょう。
- グリルで10本ほどのししゃもを焼く場合の焼き時間の目安は15〜20分ほど。
- 焼き具合を確認して全体に火が通ったら取り出します。
- お皿に盛り付けて、お好みでレモン汁をしぼる。
グリルでの焼き方を紹介していますが、グリルの奥と手前では熱の通り方が違うんですよね。
多くのグリルは、奥や端の方が火力が強いので、ししゃもの数が少ない時は、グリルの中央より端、手前より奥に寄せてみてくださいね。
その方がすばやく、おいしく焼けることが期待できます。
また、グリルの焼き網に油やお酢を薄く塗ると、焼いた魚の皮がくっつきにくくなるので、油かお酢をペーパータオルなどにしみこませて塗るのもいいかも。
さらに、魚焼きグリルから焼きあがった魚を取り出すときは、ちょっとひと手間をかけます。
いきなり取り出すのではなく、一度箸をグリル焼き網と平行に入れて、魚を軽く持ち上げ、グリル焼き網からはがすようにすると、くっつかずに身崩れが少なく取り出せます。
こうすると皮がぼろぼろ破れるのを防げ、焼き網の後片付けも楽になります。
ししゃもの美味しい焼き方 トースター
- トースターに角皿があれば、その上にクッキングシートを敷きます。
- クッキングシートの上に、ししゃも同士がくっつかないように注意しながら、ししゃもを並べます。
- 焼き時間セットは、メーカーにもよりますが、約15分くらい。
・冷凍の場合は水が出るので、もう少し長めに間焼くといいです。
・焼き上がりのタイミングとしては、オスししゃもは程よく焦げ目が付いて、ふっくらと身が膨らんできたらOK。
・メスししゃもは表面に焦げ目がついてからお腹の卵を押してみて、卵が硬くなったら焼き上がり完了です。
アルミホイルに直にししゃもをおいても焼けるかもしれませんが、おそらくくっついてしまい、くっつくと取る時に身が崩れてぐちゃぐちゃになってしまいます。
(オーブントースターの場合、魚臭くなってしまうかも。。。)
ししゃもの美味しい焼き方 フライパン
以前は、私もグリルでししゃもを焦がしてしまったり、破裂させてしまったりしていましたが、フライパンを使うようになって、「私、失敗しないので!」と言えるようになりました。(^-^)
フライパンを使っての焼き方はとっても簡単。
さらに、グリルは洗うのも面倒ですが、フライパンなら面倒な後片付けも必要ないので楽でおススメです。
ししゃもをフライパンで焼くときのポイント
ししゃもをフライパンで焼くときに用意したいのが、クッキングシート!
フライパンでクッキングシートを敷いて焼くメリットとし、まず失敗することなく上手に焼けることが挙げられます。
が!それ以上に何と言っても、後かたずけのことを考えると楽チンでとってもいいのですよ♪
- 強めの中火でフライパンを熱します(油は使いません)
- フライパンが温まったら、クッキングシート(またはフライパン用ホイルシート:表面にシリコーン樹脂加工を施したアルミホイル)を敷きししゃもを並べ、弱火~中火で5分ほど焼きます(クッキングシートが焦げそうだったら火加減を弱めます)
- 焼き始めてからしばらくすると美味しそうな香りと一緒に、ししゃもからジュウジュウと脂が出てくるので、脂が出てくるのがおさまり、ししゃもの表面が乾いてきたらひっくり返します。(この時、焼き面には程よく焦げ目が付いている事を確認して下さい。)
- 片面が焼けたら、ししゃもを返して反対側も同じように弱火~中火で5分ほど焼きます。
・焼き上がりのタイミングとしては、オスししゃもは程よく焦げ目が付いて、ふっくらと身が膨らんできたらOK。
・メスししゃもは表面に焦げ目がついてからお腹の卵を押してみて、卵が硬くなったら焼き上がり完了です。
アルミホイルを使うと、アルミホイルにししゃもの皮が貼り付いてしまい、身がボロボロに崩れてしまう可能性が高いので、おすすめできません。
ししゃもは、焼き色を気にしすぎて、焼いている間に何度もひっくり返すと身が崩れてしまうので、NG。
返すのは一回だけです。
ほんとうに美味しいのは「本ししゃも」
ししゃもの美味しい焼き方をお伝えしましたが、実は、スーパーなどで店頭に並べられて販売されている「子持ちししゃも」は、9割以上がししゃもに似たカラフトで取れる「カペリン(キャペリン)」、「カラフトししゃも」という名で本物のししゃもとは別魚なんですね。
本ししゃもは、秋に川を遡上して産卵する特異な生態を持っていて、一生を海で過ごす カラフトししゃもとは全く別物なんです。
スーパーなどで販売されているのカペリンは、輸入量が本物ししゃもの漁獲量よりも圧倒的に多くて、それなりの味が安価に味わえますが、本物のししゃもの味には到底及ばず、その風味や食感は似ても似つかないものだそうです。
本ししゃもは、北海道道南の太平洋あたりでしか取れません。
9月に北海道の大地震で甚大な被害を受けたむかわ町は、ししゃもが名産で、「本物のししゃも、最っ高に美味い」と友人から聞きました。
「ししゃもに対するイメージがガラガラと音を立てて崩れさった。なにこれ!?」と、良い意味でたいへん驚いたそう。
本ししゃもは、1年で10月~11月しか漁が行われない為、数量に限りがあり大変貴重な魚で、鵡川産ししゃもは、全国で屈指の清流度を誇る一級河川・鵡川に遡上してくる、まさに神の魚とか。
なんといっても卵が醍醐味の 「メス」、子持ちししゃもの魅力は何と言ってもプチプチたまごの口当たりの心地よさです!
オスは卵を抱えないため、脂がのっていてコクがあり、身を堪能するならオス!
一度、本物のししゃもに舌鼓を打ってみたくなりました。
ひいては、むかわ町の復興に少しでも貢献できればと思います。
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まとめ
ししゃもをフライパンで焼くようになって、ししゃもが食卓に並ぶことが多くなりました。(^-^)
美味しく焼けて、あと片付けも楽で時短にもなり、ストレスフリー。
本ししゃもで、さらに美味しく食べてみたいです♪
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