庭には、育てているというわけでもないのに、たくましく育っているアロエたち。
たまに、傷口に塗ったりして利用していますが、増殖の一途。
現在までに300以上の品種があるともいわれているアロエですが、日本では、キダチアロエ、アロエベラがよく知られていますね。
最近では、肌の潤いを保つ働きや肌を引き締める働きなどがあると分かっていることから、アロエを使用した化粧品や軟膏など数多く販売されています。
で、せっかく庭に育っているので、自分でローションを作ってみることにしました。
我が家のアロエは、このキダチアロエです。
出来たローションをミストにして顔に吹きかけると潤い感をしっかり感じました。
ここでは、アロエローションを簡単に作る方法と、効果をまとめました。
といっても、私はコスメ等の専門家ではなく、ただの素人で、作り方は、おばあちゃんからの暮らしの知恵、を参考にしました。
そこのところご理解くださいネ!
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目次
アロエ化粧水(ローション)の作り方
市販のアロエ化粧品には、保存料や香料など、肌に悪影響を及ぼしかねない成分や、余分なものも含まれています。
自分で作ったものなら、添加物など余分な成分は使用せずに、安心安全な状態で使うことができるのがいいところですね。
材料
アロエ(アロエベラまたはキダチアロエ) 1本(約20㎝)
*アロエ2本で、茎に近い太い部分10㎝ずつ使いました。
精製水(またはミネラルウォーター)50cc
ローションを入れる容器
キダチアロエに比べて、アロエベラは葉が大きくて太くて果肉がたっぷりですが、成分は同じ。
なので、キダチアロエは葉の中の透明な果肉部分が少ないだけなので、キダチアロエでも化粧水は作れますが、果肉が少ない分、使う量はアロエベラよりも少し多めにしてみてくださいネ。
作り方
1. 容器をきれいに洗います。
2. アロエをよく洗い、両側にあるとげを切り落とします。
3. 輪切りにします。
4. 保存瓶にアロエと精製水(ミネラルウォーター)を入れます。
5. 防腐剤を入れていないので、冷蔵庫で保存し、2~3日で使い切ります。
作り置きができないのが面倒なところかな。
念のため、使う前にはパッチテストをしてくださいネ。
手作りのアロエ下化粧水は、当然防腐剤とか使用していないので、早めに使い切らないと腐ってしまいます。
季節を問わず冷蔵庫での保存にしていますが、1~2日で50mlで作ったローションが使いきれない場合は、使い切れる量を少なめに作って常に新鮮な化粧水を作ることをおすすめします。
作り方は、おばあちゃんからの暮らしの知恵、を参考にしました。
アロエを顔に塗る
材料
アロエの生葉
水
作り方
1. アロエの生葉をよく洗い、両側の棘を取り除きます。
これをおろし金ですりおろし、アロエのおろし汁を作ります。
2. 1をガーゼを数枚重ねたものでこして、液だけを残します。
3. 2を少量手のひらにとり、数滴の水で薄めます。これで完成。
使い方
・化粧水の場合は、直接肌にすり込むか、ガーゼなどに浸して肌をたたくように塗ってやります。
・時々、特に皮膚の過敏な人は、アロエに負けてブツブツが出る事があります。このような時は、アロエの液を更に薄くしてください。
・最初からまったく拒否反応が出ない場合、ガーゼでこした原液をそのまま使用してもかまいません。
*アロエ化粧水の欠点は、保存ができないことですね。
めんどうでも、使用するごとに新しい液を作ることをおすすめします。
アロエ化粧水の効果
美肌効果
アンチエイジング
アロエは体内のコラーゲンの生成を促す働きが認められていて、新しいコラーゲンが多く作られることによってシワやたるみに効果が期待できます。
肌の保湿
アロエエキスには保湿作用のある多糖類が含まれていて、肌の水分を逃がさずしっとりと潤す働きを期待できます。
ニキビ対策
アロエには殺菌作用があって、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌してくれるので、ニキビ予防に期待できる化粧水です。
とろりとした粘液状のアロエ成分が肌の上に膜を作り、保湿力を発揮します。
肌ダメージからの回復にも役立ち、特に日焼け後のケアに適しています。
抗炎症作用
アロエ化粧水ににグリセリンは必要?
ここでは「アロエ+水」のみでつくりましたが、グリセリンを入れて作る方法もあるんですね。
グリセリンは、高保湿タイプの化粧水に使用されています。
保湿作用が高くてしっとりとした使用感があって、肌がよりしっとりなめらかになるみたいですが。。。
今回は初めてだったこともあり、化粧水をさっぱり使いたいと思ったので、グリセリンが含まれていないものを作ってみました。
それでも、使い心地をみて、グリセリン入りのローション作りに挑戦してみようかと思います。
アロエは虫刺されや日焼け、火傷などのときにも使えるので、家庭に一つあると安心かも!
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精製水の注意点
精製水の大きな特徴は、塩素系の消毒剤が含まれていないことですが、その分使用に関しては注意が必要です。
直射日光の当たらない冷暗所、もしくは冷蔵庫で保管しましょう。
そして、開封後はできるだけ早く使用するように注意書きがされています。
これは、精製水には消毒剤が含まれていないため、精製水内へ細菌が繁殖することを避けるためで、いったん細菌が繁殖してしまうと、一気に繁殖してしまうリスクがあるためです。
洗顔を塩素系の消毒剤が含まれる水道水でしていることを考えると、水道水に含まれる塩素系の消毒剤で肌へのトラブルが生じるリスクがどれほどのものかわかりませんが、お肌ののケアのことなので少しでもリスクを減らすことができるのではないかなと思います。
まとめ
初心者でも簡単にアロエ化粧水が手作りできました!
惜しげなくたっぷり使えます。
低コストも嬉しいし、何より安心して使えます。(^-^)
顔につけてみてもあっさり、2~3回パシャパシャすると、しっとりという感じ。
夜つけると朝まで結構しっとりしたのは、意外でした。
さすがはアロエ、保湿力がしっかりしています(*^-^*)
参考文献:
https://www.seiseisui.com/chiebukuro/beauty-cosmetics/wiping/
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